子どもの武道の月謝はいくら?全国の道場200件の公開情報を武道別に集計

子供向け武道空手剣道少林寺拳法合気道柔道

武道の道着と帯の写真に記事の題名を重ねたアイキャッチ(顔は写っていない)
この記事に書いてあること
  1. 集計の方法|全国の道場200件の月謝を集めました
  2. この集計でいえることと、いえないこと
  3. 金額の確かめ方
  4. 子どもの武道の月謝|中央値は3,000円
  5. いちばん多い額は3,000円
  6. 幼児や中高生は別の額のことも
  7. 大人(一般)の月謝|中央値は5,000円
  8. 武道別に比べると|子どもは柔道、大人は剣道・柔道が低め
  9. 月謝のほかにかかる費用|入会金の記載は148件
  10. 道場の月謝を比べるときに確かめたいこと
  11. まとめ
  12. よくある質問
  13. 出典・参考資料

「子どもに武道を習わせたいけれど、月謝はいくらくらい?」
「空手と剣道では費用がかなり違うの?」
と気になっている方も多いのではないでしょうか。
習い事の費用は、月謝のほかに入会金や保険、道着などもかかるため、始める前に全体をつかんでおきたいところです。

この記事では、全国の武道の道場が公式サイトなどで公開している月謝を編集部が200件集め、子どもと大人の月謝、武道ごとの違い、月謝のほかにかかる費用を集計しました。
全国の相場ではなく、あくまでネット上で月謝を公開している道場の情報をまとめたものですが、道場を比べるときの材料にしてください。

習い事としての武道の選び方は小学生の習い事に向く武道を紹介した記事や子どもに人気の武道ランキングの記事にまとめています。
この記事は「公開されている月謝の金額」に絞ります。

先に結果をまとめると、子どもの月謝の中央値は3,000円(数え方で3,000円〜3,500円の間で動きます)、大人(一般)は5,000円でした。
武道別では、子どもは柔道、大人は剣道と柔道の月謝が低めで、空手とテコンドーは子ども・大人とも高めでした。入会金の額が分かる道場の中央値は5,000円です(いずれも月謝を公開している道場の集計)。

集計の方法|全国の道場200件の月謝を集めました

全国の道場の公開情報200件を武道別に分けた横棒グラフ(空手53件・剣道42件・合気道35件・柔道30件・テコンドー28件・少林寺拳法ほか12件)
各道場の公式サイトなど公開情報をもとに編集部が集計(2026年11月5日・6日確認)

編集部は2026年11月5日と6日に、全国の武道の道場・教室の公式サイトを1件ずつ開き、月額の月謝が書かれているものを200件集めました。
武道は空手・剣道・合気道・柔道・テコンドー・少林寺拳法・日本拳法・居合道などで、全国6つの地域(北海道・東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄)に広がっています。
柔道と剣道の両方を載せている道場は、武道ごとに1件と数えています。

月謝の書き方は道場ごとにばらばらなため、次の決まりでそろえています。

  • 道場や教室自身の公式サイトに月額が書かれているものだけを数える
    (比較サイト・口コミ・団体の道場一覧、複数の道場をまとめた団体のサイトは使わない)
  • 呼び名が「月会費」「会費」でも、毎月払う稽古の費用は月謝として数える
    (「月謝はかからない」と書いている道場や、お布施の形の道場は数えない)
  • 同じ団体・系列の道場は3件までにする
  • 月額だけを数え、入会金・年会費・保険・道着・1回ごとの料金・割引後の額は数えない
  • 週1回・週2回などで額が違うときは、いちばん低い額をその道場の額とする
  • 子ども・大人の区分がなく全員同じ額のとき(38件)は、子どもと大人の両方に数える(子どもを受け入れる記載が見つからない道場は、大人だけに数える)
  • 幼児だけの額、中学生・高校生・大学生だけの額は数えない
  • 税込・税別は記載のまま(そろえていない)

「平均」ではなく、金額を低い順に並べたときの真ん中の値(中央値)で示します。
一部の高い月謝や安い会費に引っぱられにくいためです。
なお、区分のない額を両方に数えているため、子どもと大人の月謝の差は小さく出やすい集計になっています。

この集計でいえることと、いえないこと

集めたのは、月謝の金額を公式サイトに載せている道場だけです。
金額を載せていない道場は入っていません。
また、検索で見つけた範囲を集めたもので、無作為に選んだものではなく、武道ごとの件数も違います。
全国の道場すべての平均や相場を表すものではなく、月謝を公開している道場の傾向として見てください。
特に子どもの月謝の中央値は、区分のない額を子どもの額に数えるかどうかで動きやすく、数え方を変えて試すと3,000円から3,500円の間で動きました。
きりのよい一つの額としてではなく、おおよその位置として見てください。

金額の確かめ方

集めた金額は、月謝にあたらない会費を採ってしまう、団体のサイトを道場として数えてしまう、といった誤りが起きやすい項目です。
そこで、集める段階ごとに無作為に選んだ79件(20件・20件・19件・20件の4回に分けて抜き出したもの)を、点検担当が公式サイトの原文と1件ずつ照らし合わせました。
金額の転記のミスはありませんでしたが、団体のサイトを道場として数えていた、月謝にあたらない会費を採っていた、いちばん低い額のクラスを見落としていたといった、数え方の決まりの当てはめの誤りが見つかりました。
見つかった誤りと同じ型の行を探して外すか直したうえで、この記事の数字を出しています。点検で見つかった誤りの型は、完全にはなくなっていない可能性があります。
なお、月謝のほかの費用(入会金・保険など)の件数は点検の対象外で、数え漏れや数え違いがある可能性があります。

子どもの武道の月謝|中央値は3,000円

全国の道場で子どもの月謝として確認できた額167件の分布を示す縦棒グラフ(2千円未満12件・2千円台39件・3千円台40件・4千円台17件・5千円台23件・6〜7千円台32件・8千円以上4件)
各道場の公式サイトなど公開情報をもとに編集部が集計(2026年11月5日・6日確認・各道場のいちばん低い月額)

子どもの月謝として確認できた額があったのは167件で、中央値は3,000円でした(編集部の集計)。
真ん中の半分の道場は2,500円〜5,500円の間に入り、2,000円〜4,999円の道場が96件(57%)を占めます。
なお、この中央値は区分のない額の数え方で動く値です(詳しくは「集計の方法」の節の断りを見てください)。

いちばん低いのは500円、いちばん高いのは9,000円でした。
2,000円未満の道場が12件ある一方で、6,000円以上の道場も36件あります。
同じ「子どもの武道」でも、月謝の幅はかなり広いことが分かります。

いちばん多い額は3,000円

子どもの月謝で、同じ額を書いている道場がいちばん多かったのは3,000円(34件)でした。
次いで2,000円が24件、2,500円と5,000円がどちらも14件と、千円や五百円の区切りのよい額が目立ちます。
大人の月謝では、3,000円(21件)がいちばん多く、次いで5,000円(19件)でした。

幼児や中高生は別の額のことも

この集計では、小学生などの子ども向けの額を数え、幼児だけの額や中高生だけの額は数えていません。
道場の記載には、幼児と小学生、小学生と中学生で額を分けている道場もあります。
お子様の年齢でいくらになるかは、道場の公式サイトで確かめてください。

大人(一般)の月謝|中央値は5,000円

白い道着に黒帯を締めた大人が道場の板の間で正座している胴から下

大人(一般)の月謝として確認できた額があったのは159件で、中央値は5,000円でした(編集部の集計)。
真ん中の半分は3,000円〜6,600円で、8,000円以上の道場も18件ありました。
少年団のように子ども向けの額だけを載せている道場や、大人向けの額だけを載せている道場があるため、子どもと大人で件数が違います。

子どもと大人で額を分けて書いている道場は88件ありました。
このうち69件は大人のほうが高く、差の中央値は1,500円です。
同じ額は8件、子どものほうが高いのは11件でした。
このほか、区分を書かずに全員同じ額を示している道場が38件あります。
兄弟や家族で通う場合は、割引や別の額を書いている道場もあります。

武道別に比べると|子どもは柔道、大人は剣道・柔道が低め

武道別の子どもの月謝の中央値を比べた横棒グラフ(テコンドー5,000円・空手4,500円・合気道3,000円・剣道3,000円・柔道2,500円)
各道場の公式サイトなど公開情報をもとに編集部が集計(2026年11月5日・6日確認・額が10件以上の武道)

月謝の額が10件以上ある武道で、中央値を比べました。

武道子どもの月謝(中央値)子どもの範囲大人の月謝(中央値)
テコンドー5,000円(21件)2,000〜7,000円5,500円(28件)
空手4,500円(45件)2,500〜7,700円5,750円(48件)
合気道3,000円(27件)500〜7,000円5,000円(35件)
剣道3,000円(39件)1,000〜8,000円2,500円(21件)
柔道2,500円(29件)1,000〜9,000円3,000円(16件)

出典:各道場の公式サイトなど公開情報(2026年11月5日・6日確認・編集部の集計)。

子どもの月謝の中央値は、柔道が2,500円で表の中でいちばん低く、剣道と合気道はどちらも3,000円でした。
テコンドーは5,000円、空手は4,500円で、表の中で高めです。
大人(一般)の月謝の中央値では、剣道(2,500円)と柔道(3,000円)が低く、テコンドー(5,500円)と空手(5,750円)が高めでした。
空手は子どもの月謝が2,500円から7,700円まで、柔道は1,000円から9,000円まで、合気道は500円から7,000円までと、武道によって幅が違います。

少林寺拳法(6件)、日本拳法(2件)、居合道などその他の武道(4件)は、月謝の額が10件に満たないため、表では比べていません。
同じ武道でも、道場や団体によって月謝は大きく違います。
表の数字は、気になる武道の傾向をつかむためのものとして見てください。

月謝のほかにかかる費用|入会金の記載は148件

全国の道場200件のうち月謝のほかの費用や条件に触れている道場の数を示す横棒グラフ(入会金・入門料148件・スポーツ保険121件・年会費・登録料76件・道着・防具73件・兄弟・家族の割引など65件・週の回数で額が変わる34件・審査・昇級26件)
各道場の公式サイトなど公開情報をもとに編集部が集計(2026年11月5日・6日確認)

集めた200件のうち、入会金や入門料に触れている道場は148件でした(編集部の集計)。
金額が分かる128件の中央値は5,000円で、「無料」「なし」と書いている道場も20件ありました。
入会金の額は1,000円から12,200円までです。
「初年度無料」のように条件を付けている道場は、この数に入れていません。
申し込む前に、入会金がかかるかどうかを確かめておくとよいでしょう。

このほか、スポーツ保険が121件、道着や防具が73件、年会費や連盟などへの登録料が76件、審査や昇級の費用が26件の道場で書かれています。
年会費のように「年」の単位で払う費用を書いている道場もあり、月謝とは払う時期が違います。
月謝だけで比べず、1年目にかかる費用の合計をたずねておくと安心です。

道場の月謝を比べるときに確かめたいこと

道場の板の間に置かれた、たたんだ白い道着と帯、手帳とペン

同じ月謝の額でも、稽古の回数や含まれるものは道場によって違います。
集めた道場の記載では、週の回数で額が変わる道場が34件、兄弟・家族の割引を書いている道場が65件ありました。
見学や問い合わせのときは、次の点を確かめると比べやすくなります。

  • 月謝で週に何回稽古できるか(週1回と週2回で額が違うか)
  • 入会金・保険・年会費・登録料など、1年目にかかる費用の合計
  • 道着や防具を買う時期と、おおよその金額
  • 兄弟や家族で通うときの割引があるか
  • 審査や大会に出るときの費用

公式サイトに月謝の金額を書いていない道場もあります。
「お問い合わせください」とだけ書いている道場や、料金を画像や別のページにまとめている道場がその例です。
公式サイトで料金が分からないときは、見学の申し込みのついでにたずねてみましょう。

武道道場ナビでは、地域や武道から道場を探せます。
お子様の習い事として探す方は子供多数在籍の道場一覧から、武道別には空手・剣道・柔道の道場一覧から探せます。

まとめ

道場の入り口に並べられた靴
  • 全国の道場の公式サイトなど公開情報200件から月謝を集計(2026年11月5日・6日確認)
  • 子どもの月謝の中央値は3,000円(数え方で3,000円〜3,500円の間で動く)、2,000円〜4,999円が57%
  • 大人(一般)の月謝の中央値は5,000円。額を分けている88件のうち69件は大人のほうが高い
  • 武道別の中央値は、子どもは柔道(2,500円)、大人は剣道(2,500円)と柔道(3,000円)が低め。空手とテコンドーは子ども・大人とも高め
  • 入会金に触れている道場は148件で、金額の中央値は5,000円
  • 保険・登録料・道着など、月謝のほかの費用も合わせて確かめる

月謝の額だけでなく、稽古の回数や1年目にかかる費用の合計まで含めて比べると、続けやすい道場を選びやすくなります。
気になる道場があれば、公式サイトの記載を見たうえで見学を申し込んでみましょう。

子どもが多く通う道場を探す ▷

よくある質問

子どもの武道の月謝はいくらくらいですか?

全国の道場の公式サイトなどで子どもの月謝を確認できた167件では、中央値が3,000円でした(2026年11月5日・6日確認・編集部の集計)。
真ん中の半分は2,500円〜5,500円で、500円から9,000円まで幅があります。
区分のない額の数え方によって、中央値は3,000円〜3,500円の間で動くため、おおよその位置として見てください。

大人が武道を習う場合の月謝はいくらですか?

全国の道場で大人(一般)の月謝を確認できた159件では、中央値が5,000円でした(2026年11月5日・6日確認・編集部の集計)。
子どもと大人で額を分けて書いている88件のうち、69件は大人のほうが高い額でした。

月謝が低めの武道はどれですか?

集めた道場で額が10件以上ある武道では、子どもの月謝の中央値は柔道が2,500円でいちばん低く、剣道と合気道は3,000円でした。
大人(一般)では剣道が2,500円、柔道が3,000円と低めでした(2026年11月5日・6日確認・編集部の集計)。
空手は子ども4,500円・大人5,750円、テコンドーは子ども5,000円・大人5,500円でした。
同じ武道でも道場によって額は大きく違います。

月謝のほかにどんな費用がかかりますか?

集めた200件のうち、入会金や入門料に触れている道場が148件、スポーツ保険が121件、年会費や登録料が76件、道着や防具が73件ありました(2026年11月5日・6日確認・編集部の集計)。
入会金の額が分かる128件の中央値は5,000円でした。

月謝を比べるときに気をつけることはありますか?

月謝で週に何回稽古できるか、入会金や保険などを含めた1年目の費用の合計、兄弟や家族の割引の有無を確かめると比べやすくなります。
集めた道場の記載では、週の回数で額が変わる道場が34件ありました。

出典・参考資料

執筆:武道道場ナビ編集部(情報は2026年11月6日時点)

この記事の数字は、全国の武道の道場・教室が公式サイトなどで公開している月謝の情報200件を、編集部が2026年11月5日と6日に確認して集計したものです。
月額だけを数え、1つの道場に複数の額があるときはいちばん低い額を、区分のない額は子どもと大人の両方に数えています。
武道道場ナビの道場紹介ページの情報は、この記事の数字には使っていません。道場を探すときは道場紹介の一覧から、地域や武道ごとに探せます。

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