未就学児(3歳~6歳)が武道を習うメリット

最近は習い事の低年齢化が進んでおり、小学校に入る前の未就学児でも習い事を始めるのが一般的になってきました。

株式会社Daiが6歳以下を対象に行ったアンケート調査によると、「習い事に通っている」と回答した人は36.7%で、検討中と合わせると6割を超えます。

引用元:https://fc.dai.co.jp/articles/1148

様々な習い事があり、どの習い事が自分の子供に合うのか悩まれる保護者の方は多いです。

そこで、こちらのコラムでは未就学児が武道を習うメリットをご紹介します。様々な習い事の中で武道を選択肢の一つに考えている方のご参考になれば幸いです。

武道を習うメリット

礼儀が身につく

一つ目のメリットは「礼儀が身につく」ことです。
武道経験者や稽古の様子を見たことがある方はご存知かと思いますが、武道では他の習い事とは比べ物にならないくらい礼儀を大切にします。

それは、単に稽古の始まりや終わりに挨拶をするといった表面的なことだけでなく、道場の先生への接し方や他の大人への接し方や稽古の前にしっかりと列に並んだり、落ち着いて先生の話を聞くことなど、多岐にわたります。

もちろん、他の習い事でもある程度の礼儀を身に付けることができますが、武道のようにそもそも礼儀を重視している習い事は他になく、お子様に礼儀を身に付けてほしいと思う方にとって武道はおすすめの習い事と言えます。

協調性が身につく

道場では、先生と稽古生という縦の関係の他に、稽古生同士の横の関係があります。

稽古を始める前に列に並んだり、他の子どもが稽古しているところをちゃんと見学したりと、自分勝手なことをせずに、周りに合わせた行動をすることを学ぶことができます。

そのような環境で過ごすことで自然と協調性が身につき、小学校に上がった際も周りの友達と上手に関係を築くことができます。

心身ともに強くなる

武道の稽古では全身を使った運動を行います。

特に他の習い事に比べて姿勢や呼吸を意識した稽古が多く行われるので、筋力だけでなく体幹などを鍛えることができます。

また、技や型は未就学児にとっては非常に難しいものです。ですが、その難しいことを稽古を通してできるようになることで、子供にとって大切な自信を身に付けることができます。

これまでできなかったことができるようになる成功体験を未就学児の時から経験することで自信を持った心の強いお子様へ成長します。

まとめ

未就学児の習い事は水泳や体操、サッカーなど多岐にわたりますが、礼儀や協調性が身につき、心身ともに強くなる武道はおすすめの習い事の一つです。

お子様の習い事でお悩みの方はぜひ一度お近くの道場を探してみてください。

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